TRAVEL目次USJJurassic ParkLONDON入院日記|会津ふたたび…|川治温泉入院日記2
気ままに道草TRAVEL →会津ふたたび…



会津ふたたび… ―1年ぶりの診察ついでに温泉一泊旅行―
 ―2005年2月―


 ちょっと診察へ…
行ってきたのさ、会津まで〜

 実は会津若松はサラのとこの最寄り駅から乗り換え1回で行けるんですよ〜
延々4時間くらいかかるけど…
しか〜も『会津往復割引切符』というお得な切符もあるのだ!
(どーでもいいけど、会津の方では同じ切符を『東京往復割引切符』って名前で売ってた…うん、そうなるよね〜)
…ちなみにこの切符、上の方に『船車券』って書いてあるんだけど…電車は乗れるのか!?(/_;)☆ゴン!…
そんでもってこの切符、有り難い事に途中の『湯野上温泉』駅で途中下車可、なのだ。
んっふっふ〜、こりゃ〜、やっぱり温泉途中下車でしょ〜♪

 ってことで湯野上温泉に宿を取り、車内で食べるお弁当買って Let's Go !
眩い西日が差し込む車内で、ようやく図書館で見つけた島田荘司氏の『龍臥亭事件』を読んでいるうちに何だかウトウト…
ふと気付くと外はいつの間にやら真っ暗…
窓の外には何やら白いものがチラチラと…
おぉ〜、雪だぁ〜!と思って窓の外をよく見ると、そこはもう一面の雪景色…
そうなんです、湯西川温泉あたりはすっかり雪景色でした。
そして、まだ6時くらいなのに、もう真っ暗…

 途中、下今市と新藤原で車両の切り離しをして、7時半頃に会津田島の駅に到着する頃には6両編成だった電車もたったの2両に…
ここで乗り換える会津鉄道はわずか1両のワンマン車両。
そして車両にはど〜んと野口英世先生だぁ〜
よく見りゃ『新千円札発行記念No.2』って書いてある…ってことは別バージョンのNo.1も!?
…と思っていたら来ましたよ、反対車線に、こちらは2両編成の別バージョンと思しき電車が!
こちらは車体だけでなく窓にまで何やら文字が書かれてました〜
そうか〜、野口英世先生は福島の方だったっけね…

 ここで乗り換えた電車は何だかバスと電車の合いの子みたいな雰囲気。
入口に整理券発行機があって、バスの中にあるみたいな電光の料金表示機が車内に掲げられています。
降りる人は運転手さんに整理券を見せて料金箱にお金を入れて降りるらしい…
…つまりワンマン電車の上に、駅が無人駅なんですね〜
サラの切符は途中下車可なので、運転手さんに切符を見せて降りたのですが…利用客の少ない切符なんですかね…降りた後窓から身を乗り出した運転手さんに呼び止められてもう一度切符を確認されちゃいました…「湯野上温泉駅は…うん、途中下車出来ますね、はい…」って…(^^;

 駅に着いたら宿に電話を入れて迎えに来てもらう事になっていたのですが…電話、あるのか…?
サラのPHSはアンテナ立ってないし〜f(^^;
あ、あったよ電話…と思ったものの公衆電話ボックス、真っ暗です…
開けて入ってみてもスイッチも見当たらないし、どうすりゃ電気が付くのかわからん…
ま、電話出来れば電気が付こうが付くまいが問題ないんですけどね。
無事に電話を終えて宿の方を待ってる間、駅の中を眺めてみると…今は蓋がしまってるけど、何と囲炉裏がありますよ〜
で、本棚があって、文庫本も置いてある。
囲炉裏で暖をとりながら本でも読みつつ電車を待つわけですね。
…しかし、本棚に『すごく怖い話』なんてタイトルの本を発見してしまいましたが、暗くて人気も火の気もない中で手にしてみる勇気はありませんでした〜(…っていうか、別にわざわざその本を読む必要もないんだから…)

 駅から宿までは車でほんの5分ほどですが、歩くと以外と遠いんだろうな…
「お仕事か何かですか〜」って聞かれたので「いえ、明日会津の病院に診察に行かないといけなくて…」と答えると「会津のって…竹田病院とかですか?」ってズバリ聞かれちゃいました。
おぉ、あの辺じゃ有名な病院らしいぞ…

 夕食は電車の中で京樽の『梅の香バッテラ寿司』なるものを頂いたので、宿に着いたらお風呂です、温泉!
露天風呂もあったんですけどね…けっこう雪降ってるし真っ暗だし…で、とりあえず内風呂にしました。
やっぱり湯舟が広々してるのはいいですね〜
他に人もいないので心ゆくまで温まっちゃいました♪

 さて翌朝…朝食は8時頃というので7時に起きて窓の外を見てみると、雪が舞っているものの、ほんのわずか…
「よっしゃ〜!」ってことで露天風呂にGo!
いや〜、やっぱり気持ちいいっすね〜
周りは結構な雪景色…にも関わらずそんなにぬるくない…こりゃ〜、いいや♪
実は宿を決める前にネットでいろいろ調べたら、この辺り一帯の民宿は軒並み「冬期は露天風呂休止」って書かれてたんですよね〜
なので、ダメかな〜って思ってたけど、こちらのお宿の露天風呂はOK。
でも、すぐお向かいにある民宿はネット上では「冬の間露天風呂お休み」になってたお宿。
何が違うんでしょうね〜?
お風呂から出てきたら入口に宿のワンコ(確か名前はラッキーだった…)が待ち構えてました。
露天風呂はドアとかなくて暖簾だけの入口だったけど…ワンコも時々入ったりするんだろうか…?

 朝食は…フツーの平日ですからね、他にお客さんがいないんですよ…
宿のおばちゃんと二人きり…ちょっと寂しい…(^^;
食後はまた駅まで送って頂き、いざ病院へ向けて出発!


 到着時は真っ暗だったので、出発時に写真を撮ってみました…
ここ会津鉄道・湯野上温泉駅はなんと日本で唯一の茅葺きの駅舎!
なかなかいい感じの駅です。
aizu02.jpg 250x187 56KB
駅舎っていうより温泉宿って感じ

aizu08.jpg 243x182 48KB
ホーム側から見た湯野上温泉駅

aizu04.jpg 182x242 44KB
文句なしに一票!の駅舎ですね
『東北の駅百選』
aizu03.jpg 182x242 48KB
こんなスゴイつらら久しぶりに見た!

aizu06.jpg 243x182 44KB
そして駅舎の中には囲炉裏!

aizu07.jpg 182x242 40KB
囲炉裏の煙りで煙たい室内には熊もっ!



 病院に着き手続きして順番待って…
名前を呼ばれて診察室に入りH医師と1年ぶりのご対面!
「お〜、久しぶり〜、どう、元気か?」とにこやかに迎えて下さいました。
レントゲン撮って採血してざっと診察して「ま、痛むのは肋骨取っちゃったりもしてるから仕方ないよね。あんまり無理しない程度にね!」と言われちゃいまして…そうなのよ、仕方ないのよねコレは…
そんで手術の日程も決め「じゃ、4月にね!」ってことで無事に終了。
せっかくなので診察の後、リハビリ室に寄り道して当時お世話になったK先生にご挨拶。
「あ〜、久しぶり〜、どうしたんですか〜?」ってちょっとビックリされちゃいました…

 そんなこんなで無事に診察も終わり…そーいえば会社の女の子達が「福島だったら『ままど〜る』が食べたいな〜」と言っていたのを思い出し…
しかし病院の周りにお土産屋さんは無いし、西若松の駅にも何もなかったような…
ってことで、病院の近所で一応観光地であろう鶴ヶ城に寄ってみる事にしました…きっとお土産物屋さんの一軒くらいはあるだろうと思って…
しかし…鶴ヶ城自体にあまり人気も無く、あんまりのんびりしてる時間はなかったので内部の見学はまたの機会にって事でお土産屋さんを探して周囲を一周…ありました、お土産屋さんの一軒くらい…
でも残念ながら『ままど〜る』はありませんでした。
『白虎隊○○』とか『新撰組××』とか『野口英世△△』ばっかりで…『ままど〜る』はもっと福島市方面に行かないと無いんでしょうかね?

aizu09.jpg 243x182 40KB
すっかり凍った鶴ヶ城のお堀

aizu10.jpg 243x182 36KB
氷の上には足跡ペタペタ…

aizu11.jpg 182x242 48KB
鶴ヶ城・雪景色

aizu12.jpg 243x182 56KB
お堀の裏手側は何故か凍ってない…

aizu13.jpg 182x242 48KB お土産屋さんの近所のちょっと気になった建物。
『シルクロード資料館』ってあるけど「ごちそうさま〜」って出てきた御夫婦がいたので食事とか出来るのかな?


 帰りはまたまた電車小旅行!
『会津鉄道』『野岩鉄道』『東武鉄道』と乗り継いで帰って来るわけですが…
帰りの会津鉄道も『野口英世電車』でした…しかも車両にイッパイ字が書いてある方…
外の景色を見るのに、何となく窓の文字が邪魔だな〜なんて思っちゃいました…っていうか、この車両を見て『耳なし法一』なんぞを思い出したのって、ワタクシだけでしょうか…f(^^;
ちなみにココに書かれた文字は『ニューヨークの英世に宛てて母・シカが書いた手紙』だそうです。

aizu14.jpg 243x182 52KB
会津鉄道・『野口英世』電車

aizu15.jpg 243x182 48KB
車体の方はこんな感じ…

おまけの写真→
出がけにさいたま市の大宮駅でこんなの発見しました〜
機関車…だよねぇ…?
aizu01.jpg 250x187 60KB




▲ページトップに戻る▲
壁紙:「giggurat」
タイトルバック:「竜棲星」
当サイトの全部または一部をあらゆるメディアに無断で複写・複製・転載することを禁じます。
Copyright 2005 SARAtoDRAGON All rights reserved.


INDEXBLOGPAST|TRAVEL|ALBUMBOOKVARIOUSLINK